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水曜日に到着したブルックナーVnパート譜ですが
最初のページは殆ど(四分音符5個以外)トレモロです。
ページをめくっても、殆どトレモロ。
1楽章は弾くところよりもトレモロの方が多いです。
トレモロなのに、加線がたくさん。
3本4本は当たり前。5本書いてあるところもあります。
そして3連符をトレモロで。これがやりにくくて…。
弦5部でユニゾンのところはトレモロじゃないんですが
VcとCbは普通に弾いてるのにVa以上は倍に刻んでます。
ずるいーーー。私もぶんぶん弾きたいーーーー。
この曲は、チェロでも弾くポジションを考えるのが
大変難しいなと思ったのですが
(どう考えても簡単には弾けないところばかり…というか
不可能に近いのでは?とまで思ってしまう)
ヴァイオリンもハイポジションのまま移弦しないと
弾けなかったり『As↓As ↑G↓G』というように
オクターブで上下した次に半音違いの音で
またオクターブ上下するという、超音痴ゾーンがあります。
フラット3つの曲なのに、あるフレーズでは
臨時記号シャープが3つにナチュラル1つついたり。
転調が早すぎて、調号を変えてる暇がないのでしょう。
8小節ずつ転調してます・・・。
転調しながら盛り上がっていくカッコいいところで
決まった音形で少しずつ上がっていくだけなので
それ程難しくないのが救いです。
ここまで1楽章のお話…ここから2楽章です。
最初はチェロのメロディーから入ります。(その前に弦の伴奏が2小節入る)
哀愁漂うチェロのメロディーの後、ヴァイオリンが合いの手を入れます。
シャープ3つCmollだったはずなのに、ヴァイオリンのメロディーに
なった途端、臨時記号増えてます。
シミラレソドにフラット…ファもあったらつくだろう・・・Cesdur。
よくこんな転調が出来るなぁ・・・と
しばらくスコアを眺めてしまいました。
その次のヴァイオリンメロディーも旋律は似ていますが
Desdur-Desmollになります。
この調に転調するまでの過程は前のパターンと同じ。
…分析しだしたら、2楽章の難しい事。
そう簡単な和声で出来ていないので、時間があるときに
もっとじっくり見てみたいと思います。
ブルックナーの和音のイメージが少し見えるといいなぁ…。
そうすると、らしい響きが見えたりするのかな。
合奏が楽しみです。
(中途半端な感じの終わり方なのは
スコア見てて目がしょぼしょぼなので休憩です・・・)