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参加しているアマオケでの事 チェロレッスンや日々の練習について・・・
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記事が遅くなってしまいましたが
火曜日、レッスンに行ってきました。

メニューはこちら。

schroeder 170foundation studiesから92番、91番
バッハ無伴奏チェロ組曲No.2 プレリュード
ブラームス チェロソナタNo.1


まず練習曲からです。

92番。一通り弾いた後、色々チェックが入ります。

4小節目のポジション移動部分。
3ポジ4指のFから6ポジ1指のGになる所で
4指で弾いている時に、1指が移動しようとするのが早い。
もっとゆっくり移動開始するように。

次の小節のB音で、音色を確かめる。
弓の圧力の加減をコントロールする。左手しっかり。

なんだか全体的に力んだ音です・・・。

24小節から。
ポジションや拡張など、微妙な動きで音程が悪いので
丁寧に弾きました。

1音基本となる音を決めて、ロングトーンで音色を確かめ
その音を維持しつつ前後の音を足していく。
こういう風にマメに自分の音を確かめて練習しなくてはいけないんですね。
最近、本当に音色について丁寧に指導していただいているのに
どうもその辺の練習がゆるくて成果が出ていません。
自分の音を聞くようにはしていますが、今日の先生の
見本の音をしっかり覚えて、駄目な音をなくすように頑張ろう。

この練習曲は上がり。

次の91番。

この練習曲は左手はそれほど難しくはないので
音色や音質をしっかり作ってくるように。

弓圧をかけすぎた駄目な音や、左手の指が指板から浮いて
しっかり出せていない音や、弦の振動が正しくない音は
無しで弾けるように・・を目標にしてみます。

最初はテンポゆっくり、丁寧にさらって音が出せるようになったら
テンポアップです。

この91番と104番が次回宿題です。

104番も左手はそれほど難しくないので
(少しややこしい箇所はあるけれど・・・)
91番と同様、音色音質をよく作りこんで。

そして、バッハ2番プレリュード。

出だしの開放弦の音から駄目・・・。
音のイメージをしっかり持っていないんですね。
pizzで出した音、先生の音、ピアノの音を聞かせてもらって
やっと少しわかってきました。(すぐ忘れないように!!)
何も考えず音を出さない。 ←いつもいつも・・・汗

1小節ずつの単位で変わる和音を
1音たりとも意味のない音にならないよう
最高品質の音色で弾く、でも考えすぎて
コテコテの音楽にはならないよう、シンプルで張り詰めた
緊張感のある音で・・・。

バッハでも、例えば最初の小節ならDFAの3つの音
5小節目だと2拍目のDの音などロングトーンで
音色を確かめ、正しい音をみつけてその音を維持しつつ
前後に音を足していく。

音楽の意味を考えていくと、前半から後半へ向かう部分
30小節~33小節がとても難しいところです。
34小節からは調性も確立して、毅然と弾いていけますが
その前の部分はなんとなく不安定な感じがします。

自分の演奏は、その不安定がそのまま音になっていて
それではいけないと。

しっかりお腹で支え、左手もしっかり押さえ
抜けた(腑抜けな)音にならないよう、内面では
非常にエネルギーが溜まる演奏をしなくてはいけない。
(それをd-mollになって開放していく感じ)

49小節のフェルマータ後のB音、これも難しいです。
アクセントがつかないよう、音は一定で張った感じの音
(ピアノのポーンと弾いた音をイメージ)
特別な音に聴こえて、でも次の音と全く別にはならなくて
と考えると、難しくて弾けなくなります。

最後の方のffで弓圧をかけて弾いていく部分は
結構音が出せているのですが、こういう両手共に
しっかり弾くというのは比較的やりやすいです。

mp、mf位で弓圧をかけすぎない澄んだ音を出すというのが
出来ていないんですね。
練習曲でもそうです。
D線で左手の押さえがゆるい音がしてしまったり
G線のウルフに対抗出来ていなかったり・・・。

プレリュードは、弾く事は大分曲に慣れてきたので
音をしっかり作る、出すべき音色を出せるようにする
これを目標に、もっともっと磨いていこうと思います。

この曲、はまります。(良い意味で)

そしてブラームスのソナタです。

最初から弾いていきます。
因みに悩んでいた冒頭部分は全部C線で。

途中で止めて頭から、音作りです。(全然出来ていない。。。)
…pで弾いてはいけません。
先生の演奏を見て聴いて、鳥肌モノです。

私の音はかなり友好的な音(笑)でした。
もっと、何か入る余地もないような音を出したいなと。

指の骨が折れるくらい、指板が折れるくらい
左手しっかり押さえるように。
弓も駒寄りで弓圧をうんとかけて。
少しずつ地面から響いてくるような音色に
なったでしょうか・・・(まだまだだけど)。

5~6小節のFisの音、ウルフに負けないようしっかり。
7小節のGはフラジオで少し柔らかく。

9小節からもp dolceに騙されず(?)
左手しっかり、弓も駒寄りでかなりしっかり弾かないと
p dolceの音が出ません。
16,17小節のCは、親指仕舞っていても出しても良い。
(出したほうがfでVib.がかけやすいかな・・・)

ボーイングや指番号など、確認訂正しつつ少しずつ先へ
65小節くらいまででstop。

先に進めなくて良いので、まず音つくりをしっかり。

確かに、最初のpじゃないp部分から作りこんでいかないと
全然この曲じゃない曲を弾いているみたいです。
1年頑張って、発表会にはこれで!(決定)

…でもそれまでに、あと10回ほどしかレッスンがないので
着実に言われた事はしっかり出来るようにして
レッスンに持って行かないと出来上がらない気がします。

練習曲でもバッハでもブラームスでも
とにかく左手の強化が必要な事がわかっています。
指板にめり込む位、弦を押さえるつもりで左手しっかり!


チェロオケの方で、エグモントを演奏しますが
この曲も左手しっかりの、低弦の分厚い音を出さなくてはいけません。
第九だってそうです。

ただ楽譜に書いてある音を弾けばいいってものではありません。
必要な音色を考えて、その音を出すにはどうしたらよいか考えて
試行錯誤ガンバリマス。

あぁ・・・左手がなんでこんなに悪いんだろうか。
わかっているのに、なかなか出来ません。
どこか練習中目にはいるところに、貼紙しておこうかな。

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左手
左手は難物ですが、指を痛めないように気をつけてくださいね。
力を込めすぎると関節痛から逃れられなくなります…(^_^;
ひぐま 2009/09/17(Thu)16:09:45 編集
はい
ありがとうございます!気をつけます~。
左手は大事にしないとですね!!!

腕の力は抜けていて、指の先だけに力が集中するような
うまい力のかけ具合があると思うのですが
脱力しつつ、弦はしっかり押さえる・・・これがなかなか。

この『音色をつくる』の壁を越えねば・・・。
きち URL 2009/09/17(Thu)16:44:06 編集
やっぱ、音

>先生の演奏を見て聴いて、鳥肌モノです。

わかります、わかります・・・(笑)

僕もレッスンで別の曲をやっていたとき、なんかの折に先生が目の前でこの曲の出だしをやってくれて、鳥肌がたちました。「こんな音を出したい!」と思ったことが、この曲をやりたいと思ったきっかけでした。
やっぱ「音」ですよね~、まだまだ出せないけれど・・・(苦笑)
たこすけ URL 2009/09/20(Sun)14:27:37 編集
鳥肌
たこすけさんも鳥肌だったんですね!
あの音が出したいと私も切実に願っています。
(…願ってないで練習しろ!なのですが)

まだまだ楽器が重い感じがして、なかなか鳴りません。

でも、音色を作りこんでいく作業は楽しいですね。
私も1年みっちりガンバリマス♪
きっと、1年後の自分は音が変わっているだろうなと期待しています。
(期待してないで練習しろ!なのですが)
きち URL 2009/09/20(Sun)20:30:20 編集
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HN:
きち
性別:
女性
自己紹介:
ヴァイオリン・チェロを弾きます。
ヴィオラも少し・・・。

アマオケ所属。


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