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第九弾いてきました!
他に、市に関係する合唱曲を2曲とエグモント序曲。楽しかったです~♪
朝はこの前のホール練習で、思ったよりも時間がかからず
到着すると踏んで時間計算し、今回はプルトの相方さんと
待ち合わせして行ったのですが、やはり30分位早く着きました。
家を出発してから1時間10分位、結構のん気に走っていたのに
渋滞がないと近いですね~~。
リハ開始。市関係の曲をオケだけで、それからエグモントを最終確認。
第九も抜粋で最終確認。
それから合唱の方のリハが始まるので、オケは少し休憩。
休憩後は合唱との練習。
市関係の曲は、リハ中に録音しますと急に言われてびっくり!
CDを作るとかなんとか。。。市長さんが喜ぶとかどうとか。。。
という会話が聞こえてきました。
それから第九4楽章。ソロの方が入っての初練習。
バリトンソロが入り、オケが伴奏にまわりますが、ここの
テンポが取りにくくて???状態になってしまいましたが
(歌の方がゆったりテンポだったので今までとのギャップが・・・)
大丈夫かなぁと不安になりましたが、もう一度合わせたら
何故かばっちりわかりました。冷や汗ものです。。。
合唱はオケで弾いていてびっくりするような個性のある合唱って
まだ聴いた事がないですが、ソロが入るとその4人の
それぞれの個性で曲のイメージがガラッと変わります。
こういう所にも慣れていないと、歌伴は難しいですね。
カルメンに向けても良い勉強になりました!
歌合わせが終わり、オケのみの練習を少々。
4楽章頭の低弦recitativoも練習できました。
私の席はチェロトップが一番見やすい席、ここは
トップの弾くようについて行くぞ!と楽譜越しにガン見です。
練習が終わると、すぐに開場となったようです。
私達もお弁当を30分ほどで食べて、着替えやチューニングをして本番となりました。
舞台へ出ると、会場はお客さんでいっぱい!
最前列以外満席。立ち見も?!すごーーーーい。驚
テンション上がります♪
市関係の合唱曲2曲が終わり、エグモント序曲を演奏。
リハの時、低弦もっと鳴らしてといわれていたので
弦をよく振動させて。気持ち良く弾けました。
本当にこの曲は楽しい♪
そして休憩を挟み第九。
静かな刻みに5度の動機。この雰囲気たまらないなーと思いつつ
気づいたのが、ホールがシーンとしている事。
お客さんが集中して聴いていてくれるだけではない、なんだろう?と
視線を客席後ろの方に移すと、そこには親子室が。
中で聴いている人影も見えました。
アマオケの演奏会は、子供OKというのが多いと思います。
こういう部屋のあるホールっていいなぁ・・・と思ってしまいました。
話を戻します。
そういう、とても良い環境なので演奏する側も集中出来ます。
そしてとても弾きやすい。お客さんが入っていても
自分の音も周りの音もクリアに聴こえてきます。
なので、トップのニュアンスに合わせていく事が出来ます。
自分の音のコントロールもしやすい。
楽器がよく鳴っている手応えもよくわかる。
こんな風に弾けるのは初めてです。
2楽章は、くり返しで譜めくりでページを戻るところが
1箇所ありました。
ここのめくりを工夫して楽譜を切って上下で分割してみたのですが
上をめくって下をめくってを間違えないようにするのが
ちょっとややこしかったです。(前日に作るからだよ・・・)
順調に曲は進み、3楽章へ。
さっぱりわからなかった曲でしたが、本番までに
理解は間に合ったようです。
最後のTimp.との掛け合いが気持ちよかったー。
そして4楽章。気合入れていきます。
客席からも『ついに4楽章』というような雰囲気が伝わってきます。
recitativoもクリア、低弦がppで有名な主題を。
ここで音量がぐっと下がるので、かなり慎重に集中して
音を出していきます。出すぎたら終わり・・・怖いです。
でも、とても繊細な音楽が作れたと思います。
ピーンと張り詰めた空気感も。良かったです♪
そして一番楽しかったのが、199小節あたりで
合唱が有名な主題を歌いだす前のところ。
ここでお客さんも来るか来るかと待っているのがわかりました。
そして主題が始まるとホール全体が歓喜に包まれたように感じました。
ここまで客席と舞台の一体感を味わった事はありませんでした。
第九の力ってスゴイ!
最後prstissimoになる前の部分、ソロの聴かせ所部分が大好きです。
伴奏は後打ちで、ソロメロディー部分が3連符があったりするので
結構入りが難しいのですが、とてもわかりやすかったです。
そして美しかった~♪
最後は速くて微妙に弾けてないのを、途中で修正しながら
盛大に盛り上がって終われました。
ブラボーも拍手もたくさん貰えて、とーーーっても楽しかったです。
客席との一体感が楽しめたという経験が出来たのが
すごく印象に残っています。
また演奏する機会がありそうな感じ?らしい?ので
その時を楽しみに。
頭をカルメンとシベ2に戻さなきゃ。
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普段弾いているホールや練習会場では、自分の弾いている音が
聞こえず、自分がどんな風に音痴なのか(笑)がわかりませんが
このホールは本当に弾きやすかったです。
(聞こえるので修正しやすい♪)
演奏は聴衆によっても変化するし、集中力も高まり
そして音楽がより大きくなっていく感じがしました。
ソロで演奏する時(発表会)も、こんな風に
会場内の空気を取り込んで弾けるようになりたいです・・・。遠い目