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日記更新で気づきましたが、昨日でレッスンも20回目でした。
そして今回も内容の濃いレッスンで、また新たな課題を見つけました。
レッスン内容
練習曲2曲(アルペジオ・pos.チェンジ)
バッハ2曲(アルマンド・クーラント)
フィンランディアと悲劇的序曲の指使い
まずアルペジオの練習曲。
5ポジへ上がるときの、親指の動いていく方向や向きによって
滑らかなポジションチェンジが出来るようになる仕組みや
反対にポジションを降りる場合の、3の指と1の指の関係など意識する事によって
狙った音にビシッと指が決まる仕組みを教えていただく。
実際に、ネックの裏での自分の親指の動きを見て(楽器を垂直に立てて
目の前で見てみました)、先生の動かす親指の動きと比べると
仕組みがよくわかりました。
この曲は、次回楽譜通り1小節ひと弓で。
テンポをもう少し上げないとつらいです・・・。
元弓での音の汚さ回避の為の右手の弓のコントロールも教わりました。
ディベルティメントでも元弓を使うので、これはしっかり練習しよう!!
pos.移動練習曲。
音楽的にするには・・・???
ピアノで弾いてみて、チェロに戻って弾いてみると感じが変わりました。
一体最初に弾いた時とどこが違うのかと先生に問題を出され
う~~~~ん・・・と考え込む私。
フレーズを長く、和音の変化で考える、アクセントを少し意識・・・
それで弓が止まらなくなり、流れが出た?けれど、それだけではない。
う~~~~ん、後私は何をしたのでしょう???
先生から正解が。(結局自分でわからなかった)
1拍が16分音符4つで、後半の2つにスラーがかかっている音形の
4拍子の音楽なのですが、この後半のスラーの2つの音が
大きかったのが直った。でした。
拍頭アクセントについても、強拍弱拍に気をつけて
そしてcresc.する時は、弱拍で作っていくような気持ちで。
長いスラーのついた長いcresc.では、弓の使い始めの位置や
最初どのくらいの分量で我慢して、後でcresc.でどれだけ弓が使えるか
計算しておかなくてはいけません。
それから、最後にポジションが1⇒2⇒4⇒6⇒4⇒2⇒1と上がって下がりますが
ここはポジション上下する時の親指の動きを習ったのを思い出して弾いてみると
気持ち良く音がはまるようになりました!!!!!
色々音楽的要素を盛り込んで仕上げるのが宿題です。
この2曲が終わると、2巻へ突入です。
117、118番と進むのだそうですが、譜面を見ただけで前途多難な感じ。
先弓スタッカートやPtの文字が見えます。右手が大変そうです。
宿題の2曲に余裕が出てきたら、少し見てみようと思います。
バッハ、アルマンド。
バッハはSwing!
冒頭の16分音符の長さ正確に。(まず頭の中で曲を鳴らしてから)
2~4小節にある<>の頂点の音D・C・Hをきちんと鳴らす。
フレーズ終わりのアルペジオ下降の所はあっさり目。
24小節の1拍目、重音から次のHに移る時の音楽の変化のつけ方が
難しかったので、先生の見本演奏をしっかり脳に焼き付ける。
弓を止めることはなく、重音の音の響きを残しつつ、Hの音は
Pでありながら発音はしっかり、その次のフレーズのPの音にも
その圧力がそのまま持続するような感じで・・・。
クーラント。
冒頭の開放弦アップアップの時の発音に注意。
トリルのかけ方、上から下からをチェック。
31小節から、移弦を手首だけで済まさないよう肘からしっかり動かす。
こういうパターンの所は他にも出てくるので、チェックしなくては。
32小節の拍頭の音しっかり大切に。
この曲も、もう少し動きを感じて。
全体的に私のバッハはもっさりしていました・・・。
『swing』で弾いてみます♪
最後にフィンランディアと悲劇的の大いに悩んでいる指使い箇所について。
フィンランディア中間部の1stVnとVcでメロディーを弾く箇所、
先生が弾いて下さったのですが、すごかったです。
あんな風に楽器を鳴らして、大らかな音を出して歌うのかーーーと。
先生に質問して良かったです。先生の音目指します!!!(どこまで近づけるかは謎)
悲劇的序曲、ブラームスらしい曲なのですが、かなり地味なので
たくさん曲を聴いてじわじわとしみ込んでくる感じです。
上手く演奏しないと、一体何が言いたいのかわからない曲に
なってしまうんじゃないかなと想像しています・・・。
この曲は指使いだけでなく、音形によるパターンでどうしたら良いか
悩ましい所がありました。
基礎練習で身につけた事がたくさん出てきて、大分そういう箇所では
どうしたら良いかわかるようにはなりましたが、まだまだ知識が足りません。
基礎練習で身につけるという方向と、こういう少し背伸びしたオケの曲などから
新しい事を覚えるという方向からも勉強すると、基礎練習の意味がわかってきて
また『よしっ頑張るぞ!』となります。
明日は第九とディべ合奏練習です。
両方とも楽しみ~~~♪
チェロ練習してこよっ。
これだけ熱心に取り組んでいただけると、レッスンのやりがいもあるというものです。
日ごろ自分が実践している奏法が、他の人にも有効であるということが確かめられるのは、うれしいものです。
これからもタカスメソードの発展にご協力ください。